木曜日, 1月 08, 2026

ネットワークデバイスにおける時刻同期の重要性

なんだか最近、iPhoneの時刻設定をかなりの未来日にすると、内部キャッシュが消去され、容量が確保できる!というライフハック?が流行っているらしいですね。

でも、iPhoneに限らずインターネットに接続される端末は、時刻がある程度正確でないと色々困ることが出てきます。

例えば…

1)Webサイトの証明書が全部失効扱いになって、マトモに通信が出来ない。

このサイトも含め、今日日ほとんどのインターネットサイトはHTTPSというプロトコル(通信規約)で、暗号化されて通信しています。

その時に、証明書という鍵になるものを使っているのですが、これには安全性の確保のための有効期限がありまして、その検証に失敗してしまいます。

その結果、ブラウザが証明書の検証エラーを提示するので、マトモに通信が出来なくなってしまいます。


2)各サイトの認証に失敗する。

認証の時に使用するセッション管理や認証トークンの生成に、時刻を利用しています。

ですので、時刻が大幅に異なっている状態だと、即時のセッション切れや認証トークンの失効が発生するため、認証がまともにできなくなります。


3)キャッシュ処理やログに異常が発生する

インターネット通信の話ではありませんが、一気に時刻がズレた場合、キャッシュの管理がおかしくなったり(意図しない削除=今回のライフハック?でも生じる)、ログの記録がおかしくなるなど、OSにとって重要な内部処理動作に大きな支障が出る場合があり、大変危険です。


何はともあれ、大事なスマートフォンですし、変な民間療法的ハック?を試すのではなく、正攻法でメンテナンスすべきではないかなと思う次第です。

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